嬉野温泉病院の評判・評価の【メディコミュ】口コミ転職サポート

人気が高い病院なのでなかなか求人は表向きにはだされないことは多いですが、働く環境が整っているのも、人気がある理由だと思います。小さな子供を抱えながらの仕事復帰でしたが、24時間対応の保育園があるので仕事に専念できます。環境的にも温泉地ということもあり、外観は一見、ホテルのような造りですし、地域密着型で、のんびりとまではいきませんが、心安らぐ環境の中で仕事ができるので、仕事に集中ができ、大きな病院にくらべ、患者さんへの対応もおろそかにならず、満足いくような対応ができるようになったかと思います。遠方の方でも社宅、独身寮もあるので、少し環境を変えて仕事に集中したい方にはオススメです。

この病院は、如何に職員に対して良い環境を提供するか、ということを日々試行錯誤されていらっしゃいます。その効果もあって、毎日他の職員といっしょに連携しながら仕事をすることが出来ます。協力し合って仕事をするので、残業をすることは決して無いです。非常にフランクな組織なので、神経が張り詰めるようなことは無く、リラックスしながら最高の仕事が出来ます。

私たち医師の場合は、医局などの関連やら個人的なコネで入職する人が大多数ですが、看護職などの場合は、私の血縁者がそうである様に、紹介会社経由の方もおられます。
また、この病院は、非常に珍しいことに、春季に一括採用も行っておられます。
新人教育の席上でオーナー理事長が、「労基法的にあまりうるさい事を言ってもらっては困る」というご発言があったらしく、翌日、私の血縁者は辞めました。なぜこんな暴言を吐くかといえば、ボランティア活動の強要や（代休はあります）、病院機能評価取得のためのトレーニングなど、訳の分からんタイミングでの残業が急に発生する事があるためだと思います。
また、投書箱にクレームが書かれますと、いきなり数名の「長」が付く人がやって来て、現場にいる「長の付かない人」を叱責します。少し勉強した人なら、これは即座にパワハラだと理解できますね。
こういう事が横行している病院ですので、ここと決して取引しませんよと仰ってる医療系人材紹介会社さんまで有るほどです。

やりがいを感じながらですとか、医師に対しても物を言えてですとか書かれていますが、医師の側からしたらどう感じたかを書いておきましょう。
嬉野市は佐賀県の外れであり、長崎県の外れの隣りです。よってまともなコメは少数です。まともな者は都会に出てしまうのです。佐賀、久留米などの東側や、佐世保や長崎に行けばもっと医療水準の高い地域など幾らでもあります。当時は、そういう所で通用しないコメディカルが中心でした。現にこの病院は、大きな病院の無い佐世保側（車が佐世保ナンバー）から患者さんは来ますが、大きな病院が多い大村側（車が長崎ナンバー）からはほとんど患者さんは来ませんでした。
医者の立場から見ますと、さして勉強もしていないコメディカルが大きな顔をして、初等教科書レベルの文句を口にしながら、「緊急検査は受けません」などと平気で言って来る病院でした。
硬直した組織そのものにぬくぬくと守られながら、日々固定した仕事をこなす事しか出来ない人間には、確かにこれ以上ない良い病院かも知れませんでしょうが、怪我し血を流す現実の人間を前に「緊急検査は出来ません」に腹が立つ人間は勤めたらダメな病院でした。